「男性の生殖健康」に影響を与える男性の生活環境

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「男性の生殖健康」に影響を与える男性の生活環境

ノッティンガム大学の研究チームは、犬の精巣から検出された汚染化学物質が、地理的な位置によってどのような影響を受けるかを調べました。
男性の生活環境が彼らの生殖に関する健康に影響を与える可能性があることが示されました。

The team also looked for signs of abnormalities in the testes. The findings showed that both the chemicals present and the extent of abnormalities in the testes were different depending on where the dog’s had been living.

参照元:https://www.nottingham.ac.uk/news/where-we-live-can-affect-male-reproductive-health
– ノッティンガム大学 University of Nottingham. 01 April 2021 –

ノッティンガム大学の科学者が主導した新しい研究によると、男性の生活環境が彼らの生殖に関する健康に影響を与える可能性があることが示されました。

Scientific Reports誌に掲載されたこの研究では、犬の精巣から検出された汚染化学物質が、地理的な位置によってどのような影響を受けるかを調べました。

犬は人気のあるペットとして、人間と同じ環境を共有しており、飼い主と同じ家庭内化学物質にさらされていることから、犬に焦点を当てたユニークな研究が行われました。

また、精巣に異常があるかどうかも調べました。

その結果、犬が住んでいた場所によって、精巣に含まれる化学物質と異常の程度が異なることがわかりました。

研究者たちは、通常の臨床的な理由で摘出された犬の精巣を分析し、組織内にどのような汚染化学物質が存在するかを調べました。

サンプルは英国内のイースト・ミッドランズ、ウェスト・ミッドランズ、サウス・イーストのほか、デンマークとフィンランドからも採取されました。

同大学獣医学部・科学部のレベッカ・サムナー博士(主著者)は話します。

「今回初めて、犬の精巣から検出される化学汚染物質のプロファイルが、犬の出身地によって異なることを明らかにしました。また、同じコホートの犬の精巣でも、精巣の病理学的性質に地域差があり、精子の生産に重要な細胞のバランスが崩れている証拠を示しました。」

チームのリーダーであるRichard Lea博士は話します。

「今回の研究では、フィンランドの犬の精巣では、他の地域に比べて病変が少ないことが示唆されましたが、検出された化学物質との関連付けは難しく、特に他の多くの汚染物質が含まれている可能性があります。」

「我々は、ヒトのセンチネル種として犬を使用するという戦略により、検出された化学物質が男性の生殖機能に影響を与える可能性が高い精巣に直接焦点を当てることができたため、この研究が極めて重要であると考えています」。

獣医学部・科学部の学部長であるGary England教授は話します。

「今回の研究は、環境曝露が場所によって決まることを示しており、このことが男性の生殖機能の地域差を支えている可能性があるため、重要な意義があります。」

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