「世界最長寿記録を更新し132歳まで生きる人が出現する」ベイズ統計学予測

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「世界最長寿記録を更新し132歳まで生きる人が出現する」ベイズ統計学予測

ベイズ統計学を用いると、最長寿記録122歳という世界記録はほぼ確実に破られ、125歳から132歳まで生きる人が少なくとも1人はいるだろうと推定されています。

“With this work, we quantify how likely we believe it is that some individual will reach various extreme ages this century.”

参照元:https://www.washington.edu/news/2021/07/01/how-long-can-a-person-live-the-21st-century-may-see-a-record-breaker/
– ワシントン大学 University of Washington. July 1, 2021 –

100歳を超えて生きる人の数は何十年も前から増加しており、世界中で50万人近くに達しています。

しかし、110歳以上まで長生きする「スーパーセンテナリアン」の数は、はるかに少ないです。

現存する最高齢者は、1997年に亡くなったフランスのジャンヌ・カルマンさん(122歳)で、2021年6月現在の世界最高齢者は日本の田中香音さん(118歳)です。

ワシントン大学の新しい研究によると、このような極端な長寿は、今世紀末までに徐々に増加していく可能性が高く、125歳、あるいは130歳の寿命が可能であると推定されています。

ワシントン大学の統計学博士課程に在籍するMichael Pearce氏は話します。

「人は、月に行くこと、オリンピックでどれだけ速く走れるか、あるいはどれだけ長く生きられるかなど、人間の極限状態に魅了されます。今回の研究では、ある個人が今世紀中に様々な極端な年齢に達する可能性がどの程度あるかを数値化しています。」

長寿は、政府や経済の政策に影響を与えるだけでなく、個人の健康管理やライフスタイルの決定にも影響を与えるため、可能性の高いもの、あるいは可能性のあるものは、社会のあらゆるレベルに関係します。

2021年6月30日にDemographic Research誌に掲載されたこの新しい研究は、統計的モデルを用いて人間の寿命の極限を調べたものです。

加齢に関する研究が進み、今後の医学的・科学的な発見が期待される中、110歳以上に達した人の数が比較的少ないことから、専門家の間では、報告されている最高死亡年齢と呼ばれるものの限界が議論されてきました。

科学者の中には、病気や基本的な細胞の劣化によって人間の寿命には自然な限界があると主張する人もいますが、記録的なスーパーセンテナリアンに見られるように、上限はないと主張する人もいます。

しかし、Pearce氏は、社会学と統計学の教授であるエイドリアン・ラフテリーとともに、別のアプローチをとりました。

彼らは、2100年までに世界のどの地域でも、個人の寿命が最も長くなる可能性があるかを尋ねました。

研究者たちは、現代の統計学でよく使われるベイズ統計学を用いて、122歳という世界記録はほぼ確実に破られ、125歳から132歳まで生きる人が少なくとも1人はいるだろうと推定しました。

ラフテリー氏とPearce氏は、110歳を超えて何歳まで生きるかを計算するために、マックス・プランク人口学研究所が作成した「国際長寿データベース」の最新版を利用しました。

このデータベースは、ヨーロッパの10カ国とカナダ、日本、米国の超高齢者を追跡しています。

UWのチームは、ベイズ法を用いて確率を推定し、2020年から2100年までの間に、13カ国すべてで報告された死亡時の最高年齢を予測しました。

その結果は以下の通りです。

  • 研究者たちは、カルメンの122歳164日という現在の最高死亡報告年齢の記録が更新される確率を、ほぼ100%と推定しました。
  • 124歳(99%の確率)、さらには127歳(68%の確率)まで長生きする可能性は依然として高い。
  • さらに長生きする可能性はあるが、可能性はかなり低く、130歳まで生きる確率は13%である。
  • 今世紀中に135歳まで生きられる可能性は「極めて低い」。

このように、スーパーセンテナリアンは例外的な存在であり、現在の年齢記録を更新する可能性は、スーパーセンテナリアンの数が大幅に増加した場合にのみ高まると考えられます。

世界的に人口が増え続けている今、それは不可能ではないと研究者たちは言います。

ラフテリー氏によると、超長寿を達成する人はまだ稀であり、選ばれた人たちであるそうです。

人口が増加し、医療が発達しても、ある年齢を過ぎると死亡率は横ばいになります。

つまり、110歳まで生きた人がさらに1年生きる確率は、例えば114歳まで生きた人の約2分の1ということになります。

ラフテリー氏は話します。

「何歳になっても、110歳を過ぎれば、同じ割合で死んでいくのです。彼らは、病気などの人生の様々なことを乗り越えてきた。彼らの死因は、若い人の死因とは多少異なります。このグループは、非常に頑健な人たちの中でも特に選ばれたグループなのです。」

この研究は、米国国立小児保健・人間発達研究所の助成を受けて行われました。

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