毎日歩かない人と比較1日1,000歩増えるごとに「死亡率が28％減少」

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毎日歩かない人と比較1日1,000歩増えるごとに「死亡率が28％減少」

2011年から2015年にかけて、16,732人の女性がウエストステップカウンターを装着し、4日から7日間、毎日の歩数と歩行パターンを測定しました。毎日歩かない場合と比較して、最初に1日1,000歩増えるごとに、追跡期間中の死亡率が28％減少しました。

From 2011-2015, 16,732 women wore a waist step counter that measured their daily steps and walking patterns for four to seven days. The women were all over age 60 (average age of 72; mostly non-Hispanic white women) and were participants in the Women’s Health Study, a large, national study of heart disease, cancer and other long-term disease prevention.
参照元：https://newsroom.heart.org/news/taking-more-steps-daily-may-lead-to-a-longer-life?preview=d201
– 米国心臓協会 American Heart Association. May 20, 2021 –

1日の歩数を一度に増やすか、短い時間で増やすかによって、長生きできる可能性があることが、米国心臓協会の2021年疫学・予防・ライフスタイル＆カーディオメタボリックヘルス会議で発表される予備的研究で明らかになりました。

この会議は、5月20日から21日までの仮想的なもので、集団ベースの健康とウェルネスに関する最新の科学と、ライフスタイルへの影響を提供します。

ウォーキングは、心臓の健康を含むフィットネスと健康を向上させる最も安全で簡単な方法の一つです。

米国心臓協会の成人向けフィットネスガイドラインでは、中程度の運動を週に150分以上、活発な運動を週に75分以上、またはその両方を組み合わせて行うことが推奨されています。

人気のフィットネスアプリや歩数計を使えば、簡単に歩数を数えることができます。

研究者たちは、ウェアラブル歩数計を使って、途切れることのない歩数の連続（10分以上）と、階段の上り下りや1日中の一般的な日常活動など、時々の短い突発的な歩数の効果を比較しました。

この研究の筆頭著者であるノースカロライナ大学チャペルヒル校の疫学博士、クリストファー・C・ムーア（M.S.）氏は話します。

「ここ数十年の技術的進歩により、研究者は短時間の活動を測定できるようになりました。ウェアラブルデバイスの助けを借りて、どんなタイプの動きでも、座りっぱなしよりも良いことを示す研究が増えています。」

2011年から2015年にかけて、16,732人の女性がウエストステップカウンターを装着し、4日から7日間、毎日の歩数と歩行パターンを測定しました。

女性たちは全員60歳以上（平均年齢72歳、非ヒスパニック系白人女性が中心）で、心臓病やがんなどの長期的な疾病予防に関する大規模な全国調査「Women’s Health Study」に参加していました。

研究者たちは、各研究参加者の総歩数を、
1）10分以上の中断の少ない歩行、
2）家事、階段、車の乗り降りなどの日常生活の中での短い歩行、
の2つのグループに分けました。

追跡調査では、2019年12月31日までの平均6年間、あらゆる原因による死亡を追跡しました。