「緑内障のリスクが3倍以上」カフェインの大量摂取

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「緑内障のリスクが3倍以上」カフェインの大量摂取

カフェインを大量に摂取する人は失明の恐れがあります。

Additionally, those in the highest genetic risk score category who consumed more than 321 milligrams of daily caffeine — roughly three cups of coffee — had a 3.9-fold higher glaucoma prevalence when compared to those who drink no or minimal caffeine and in lowest genetic risk score group.

参照元:https://www.mountsinai.org/about/newsroom/2021/high-caffeine-consumption-may-be-associated-with-increased-risk-of-blinding-eye-disease
– マウントサイナイ医科大学 The Mount Sinai School of Medicine. June 07, 2021 –

カフェインを日常的に大量に摂取すると、眼圧が高い遺伝的素因を持つ人の緑内障リスクが3倍以上になる可能性があることが、国際多施設共同研究で明らかになりました。

マウントサイナイ医科大学アイカーン校が主導したこの研究は、緑内障において食事と遺伝子の相互作用を示した初めての研究です。

Ophthalmology誌の6月号に掲載された本研究結果は、緑内障の家族歴がある患者は、カフェインの摂取を控えるべきであることを示唆しています。

緑内障は米国における失明原因の第1位であるため、この研究は重要です。

この研究では、カフェインの摂取が緑内障や眼内圧(眼球内の圧力)に与える影響を調べています。

眼圧の上昇は、緑内障の重要なリスク要因ですが、他の要因も緑内障の原因となります。

緑内障の患者さんは、進行して視野が狭くなるまで、ほとんど自覚症状がありません。

筆頭著者/共同執筆者であるLouis R. Pasquale医学博士(FARVO)(マウントサイナイ・ヘルスシステムの眼科研究担当副会長)は話します。

「私たちは以前、家族に緑内障の病歴がある人では、カフェインの大量摂取が高眼圧開放隅角緑内障のリスクを高めることを示唆する研究結果を発表しました。今回の研究では、カフェインの多量摂取と緑内障との間の有害な関係は、眼圧上昇の遺伝的リスクスコアが最も高い人にのみ見られたことを示しています。」

研究チームは、様々な保健機関や政府機関によって支えられている大規模な人口ベースの生物医学データベースであるUKバイオバンクを利用しました。

2006年から2010年にかけて、12万人以上の参加者の記録を分析しました。

参加者は39歳から73歳で、健康記録と、データ作成のために採取したDNAサンプルを提供しました。

参加者は、カフェイン飲料を1日に何本飲むか、カフェインを含む食品をどれだけ食べるか、その種類や量などを中心に、食生活に関する質問に繰り返し答えました。

また、緑内障の有無や家族歴など、視力に関する質問にも答えていただきました。

研究開始から3年後には、眼圧検査と目の測定を行いました。

研究者たちはまず、カフェインの摂取量と眼圧、自己申告の緑内障との関係を多変量解析で調べました。

次に、遺伝情報を考慮することで、これらの関係が変化するかどうかを評価しました。

各被験者に眼圧の遺伝的リスクスコアを割り当て、相互作用分析を行いました。

その結果、カフェインの摂取量は、眼圧や緑内障のリスクの増加とは関連していませんでした。

しかし、眼圧上昇の遺伝的素因が最も強い上位25パーセンタイルの参加者では、カフェインの摂取量が多いほど、眼圧や緑内障の有病率が高くなることがわかりました。

具体的には、1日のカフェイン摂取量が最も多い人(コーヒー4杯分に相当する480ミリグラム以上)は、眼圧が0.35mmHg高いものでした。

また、遺伝的リスクスコアが最も高いカテゴリーに属する人で、1日のカフェイン摂取量が321ミリグラム(コーヒーカップ約3杯分)を超える人は、カフェインを全く摂取しない、または最小限しか摂取しない、遺伝的リスクスコアが最も低いグループに属する人と比較して、緑内障の有病率が3.9倍高くなりました。

共著者であるユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)眼科学研究所准教授で、ムーアフィールズ眼科病院の眼科外科医であるAnthony Khawaja医学博士は話します。

「緑内障患者は、生活習慣を変えることで視力を守ることができないかとよく尋ねてきますが、これまでこの分野は比較的研究が進んでいませんでした。今回の研究では、緑内障の遺伝的リスクが最も高い人は、カフェインの摂取を控えることが有効であることが示唆されました。なお、カフェインと緑内障リスクの関連性は、カフェインを大量に摂取した場合と、遺伝的リスクが最も高い場合にのみ認められました。」

「英国バイオバンク研究は、遺伝子が緑内障のリスクにどのように影響するか、また、行動や環境がどのような役割を果たすかについて、これまで以上に多くのことを解明するのに役立っています。今後もこの分野での知見を深めていきたいと思います。」

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