質の低い社会的交流のストレスの影響で人口減少

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質の低い社会的交流のストレスの影響で人口減少

人口増加により、質の低い社会的交流が頻繁になり、そのストレスが精子の数、排卵、性行為を抑制していると研究者は述べます。過去50年間で、精子の数は50%減少しています。

There has been a 50% decrease in sperm counts over the last 50 years.

参照元:https://www.endocrine.org/news-and-advocacy/news-room/2021/stress-from-rising-population-numbers-may-cause-a-decline-in-human-fertility
– 内分泌学会 The Endocrine Society.  August 24, 2021 –

世紀末に予測される人口減少は、無意味な社会的交流によるストレスで説明できる可能性があることが、内分泌学会の学術誌『Endocrinology』に掲載されたレビュー論文で明らかになりました。

研究者たちは、人間の生殖行動や機能の変化により、2064年に人口数のピークが訪れ、その後、今世紀末までに人口が50%減少すると予測しています。

過去50年間で、精子の数が50%減少しています。

人は、より頻繁に、しかし質の低い社会的交流を行うことでストレスを感じており、ストレスは精子数、排卵、性行為を抑制します。

本論文の著者であるマサチューセッツ大学アマースト校のAlexander Suvorov博士は話します。

「人口の増加は、意味のない社会的交流、社会的引きこもり、慢性的なストレスの原因となり、その結果、生殖が抑制されます。人口減少の原因となる生殖行動の変化には、”子供を持たない “ことを選択する若いカップルの増加、子供を持つ数の減少、家族を持つまでの期間の延長などがあります。」

Suvorov氏は、いくつかの研究を検討し、次のような質問をすることで、人口数とストレスと生殖の関係を見出しました。

人類がかつて経験したことのないほど、あらゆる資源へのアクセスが良くなっているのに、なぜ人々は子供を産もうとしないのか?

過去50年間で精子の数が50%減少しているのはなぜか?

なぜ、さまざまな形の社会的引きこもりが増えているのか?

同氏は、生殖能力の低下は、社会的交流の質の低下によるストレスや、「子供のいない」夫婦の増加や親になる時期の遅れといった生殖行動の変化が原因ではないかと考えています。

Suvorov氏は話します。

「野生動物や実験室での数多くの研究により、個体数のピーク時には必ずストレスが増大し、繁殖が抑制されることが実証されています。このレビューでは、これまでに野生動物で観察されたのと同じメカニズムが、人間でも機能している可能性があることを、複数の分野からの証拠で示しています。」

この論文は外部からの資金提供を受けていません。

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