住む場所も大事「歩きやすい地域に住んでいる人は肥満や有病率が低い」

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住む場所も大事「歩きやすい地域に住んでいる人は肥満や有病率が低い」

適度な運動が身体の健康に良い影響を与える事は、よく知られています。
大切なのは、適度な運動をしやすい地域に住んでいるか―――のようです。

People who live in walkable neighborhoods with access to parks and other outdoor activities are more active and less likely to have diabetes or obesity,

参照元:https://www.endocrine.org/news-and-advocacy/news-room/2022/walkable-neighborhoods-can-reduce-prevalence-of-obesity-diabetes
– 内分泌学会 The Endocrine Society.  February 24, 2022 –

公園やその他の屋外活動にアクセスできる歩きやすい地域に住む人々は、より活動的で、糖尿病や肥満になりにくいことが、Endocrine Societyの学術誌「Endocrine Reviews」に発表された新しい論文で明らかになりました。

米国では成人の半数近くが肥満であり、11%以上が糖尿病を患っていると言われています。

研究者や政策立案者は、これらの二重の疫病に対処するため、健康的なライフスタイルを人口レベルで促進する効果的な方法を模索してきました。

建築環境は、人々に生活、仕事、レクリエーション空間を提供する人間が作り出した構造物です。

この環境には、建物、近隣地域、公園、自転車道、レストラン、店舗、道路、公共交通機関などが含まれます。人間の健康は、私たちが構築する物理的環境の影響を受けます。

トロント大学、トロントユニティ病院、カナダ・オンタリオ州のICESのジリアン・L・ブース医学博士は話します。

「建築環境は、自動車などの受動的な交通手段よりも、徒歩や自転車などの能動的な交通手段を促進することによって、身体活動レベルに影響を与えることができます。地域住民の交通手段の選択肢をシフトすることは、構造化された運動プログラムがなくても、より多くのメンバーが日常生活の中で身体活動に参加できることを意味するかもしれません。」

研究者達は、建築環境と公衆衛生への影響に関するいくつかの研究をレビューし、歩きやすく、活動しやすい都市や地域は、肥満や糖尿病のリスクの低さと関連していることを発見しました。

32,767人を対象としたある大規模な集団ベースの研究では、歩きやすい地域に住む成人の肥満の有病率は、歩きにくい地域に住む人と比べて43%対53%であることがわかりました。

血糖値が正常な110万人の成人を対象とした研究では、8年間の追跡調査の結果、歩きやすい地域に住んでいない人の方が糖尿病予備軍の発生率が20%高いことがわかりました。

160万人の成人を対象とした別の研究では、歩きやすい地域に住んでいる人とそうでない人では、糖尿病を発症する可能性が30~50%高いことがわかりました。

カナダのある集団ベースの研究では、歩きにくい地域から歩きやすい地域に移動すると、高血圧と診断される可能性が54%低くなることが示されました。

また、大気汚染やファストフード店の密集は糖尿病の危険因子であり、歩きやすい地域に住むことのメリットを大幅に減少させる可能性があると論文では指摘しています。

ブース医学博士は話します。

「より健康的な食習慣と、アクティブな交通手段を利用する機会を促進する政策が必要です。安全で効果的な公共交通機関の選択肢、自転車用インフラ、歩行用道路がある地域を設計することで、交通関連公害を減らすことができるかもしれません。」

この研究の共同主執筆者は、トロント大学のニコラス・A・ハウエル医学博士です。

この研究は、カナダ保健研究所から資金提供を受けています。

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