48%が悩んでいる「メンタルヘルスについて悩む若年層」

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48%が悩んでいる「メンタルヘルスについて悩む若年層」

現在世界はパンデミックに直面し多くの人が悩みを抱えています。
科学者達の調査結果によると、2021年半ば48%の若年層がメンタルヘルスについて悩んでいるそうです。

About half of young adults had mental health symptoms during the pandemic and more than a third of those were unable to access mental health therapy, a new UC San Francisco study found.

参照元:https://www.ucsf.edu/news/2022/04/422611/48-young-adults-struggled-mental-health-mid-2021
– カリフォルニア大学サンフランシスコ校 University of California – San Francisco. April 13, 2022 –

若年成人の約半数がパンデミック時に精神的な症状を呈し、その3分の1以上が精神療法にアクセスできなかったことが、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の新しい研究で明らかになりました。

Journal of Adolescent Health誌に本日掲載されたこの研究は、米国国勢調査局のHousehold Pulse Survey(HPS)データを用いて、18~25歳の成人2,809人のサンプルにおける不安やうつ症状の有病率を明らかにしたものです。

2021年6月から7月初旬にかけて収集されたこのデータには、メンタルヘルスサービスの利用率やメンタルヘルス治療に対するアンメットニーズも含まれています。

若年成人の48%が精神的な症状を訴え、症状がある人のうち、39%が処方薬を使用し、カウンセリングを受け、36%がカウンセリングのニーズを満たしていないと報告しています。

女性、ヒスパニック系、保険未加入のヤングアダルトは、満たされていないニーズが最も多かったのですが、これらの傾向は統計的に有意ではありませんでした。

UCSFの思春期・青年期医学部門の専門家であるサリー・アダムス博士、RNは、「満たされていないニーズ」の数値は少し意外であると述べています。

アダムス博士:症状がある人の3分の1しかケアを受けていないことを考えると、3分の2近くが満たされていないニーズを報告していると予想できたかもしれません。満たされないニーズを報告しなかった症状を持つ人々は、自分の症状が治療を受けるほど深刻だとは思わなかったか、精神保健サービスを必要とする烙印を恐れていたのかもしれません。

この研究におけるメンタルヘルス症状の割合は高いものの、1年前の2020年6月に63%の若年成人がうつ病や不安を経験していたというCDCの調査からは減少しています。

それにもかかわらず、若年成人の間で精神衛生上の苦悩が大きいという一貫した知見は、費用、スティグマ、守秘義務への懸念など、このグループのケアへの障壁に取り組むことの重要性を強調していると、著者らは書いています。

また、メンタルヘルスの労働力の規模、分布、能力を改善する必要があると、UCSFの小児科教授であるチャールズ・アーウィン・ジュニア氏(MD)は指摘しています。

チャールズ氏:メンタルヘルスのサービスを提供するための仮想プラットフォームが開発されているにもかかわらず、現在のサービスに対するニーズは、それを提供する能力をはるかに上回っています。

精神症状の発見と治療は、若年成人の現在と将来のライフコースにわたる幸福を促進するために極めて重要である、と著者らは記しています。

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