双子であっても「中年期に財産が多い方が長生きする」

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双子であっても「中年期に財産が多い方が長生きする」

中年期に財産が多い人ほど長生きする傾向があるようです。

They discovered those with greater wealth at midlife tended to live longer.

参照元:https://news.northwestern.edu/stories/2021/07/americans-with-higher-net-worth-at-midlife-tend-to-live-longer/
– ノースウェスタン大学 Northwestern University. July 23, 2021  –

長生きの秘訣のひとつは、純資産にあるかもしれません。

ノースウェスタン大学の研究者たちは、兄弟姉妹や双子のデータを取り入れた初めての富と長寿の研究で、成人(平均年齢46.7歳)の中年期の純資産と24年後の死亡率を分析しました。

その結果、中年期に財産が多い人ほど長生きする傾向があることがわかりました。

研究チームは、加齢に関する縦断的研究であるMIDUS(Midlife in the United States)プロジェクトのデータを使用しました。1994年から1996年の第1回調査から2018年の検閲日までのデータを用いて、生存モデルにより純資産と長寿の関連を分析しました。

また、遺伝と富の関係を明らかにするために、全サンプルを兄弟姉妹と双子のサブセットに分割しました。

5,400人の成人を対象としたサンプルでは、純資産の多さが死亡リスクの低さと関連していました。

また、兄弟姉妹と双子のデータセット(n=2,490)では、富の多い兄弟姉妹や双子の方が、富の少ない兄弟姉妹や双子よりも長生きする傾向があるという、同様の関連性が発見されました。

この発見は、富と長寿の関係が因果関係のあるものである可能性を示唆しており、単に家族の中に集まる遺伝的特性や幼少期の経験を反映したものではないことを示しています。

ノースウェスタン大学政策研究所のポスドク研究員であるエリック・フィネグッド氏は話します。

「同一家族内の兄弟姉妹を比較することで、その兄弟姉妹が共有する人生経験や生物学的特性をすべて考慮することができるため、家族内の関連性は、富の蓄積と寿命の間に関連性があることを示す強力な証拠となります。」

また、研究者らは、心臓病やがんなどの過去の健康状態が、活動の制限や医療費の負担により、個人の富を築く能力に影響を与え、富と長寿の関連性を混同させる可能性も考えました。

この問題を解決するために、研究チームは、がんや心臓病のない人だけを対象にデータを再分析しました。

しかし、このような健康な人であっても、富と長寿の家族内関連性は残っていました。

本研究の上席著者であるグレッグ・ミラー氏は、ルイ・W・メンク心理学教授であり、ノースウェスタン大学政策研究所のファカルティフェローです。

本研究の共著者には、ノースウェスタン大学の教員および研修生(Edith Chen、Daniel Mroczek、Alexa Freedman)のほか、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、ウェストバージニア大学、パデュー大学、ミネソタ大学の研究者が名を連ねています。

ミラー氏は話します。

「アメリカでは、非常に多くの家庭が、いざというときに頼れる貯金がほとんどないまま、給料日までの生活を送っています。その一方で、富の格差は急速に拡大しています。今回の結果は、人生のスタート地点を考慮しても、個人レベルでの健康には富の構築が重要であることを示唆しています。ですから、公衆衛生の観点から、個人が経済的に安定した生活を送ることができるように支援・保護する政策が必要です。」

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