柔道トップレベル選手の試合を解析「投げ技直前の姿勢を系統化」

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柔道トップレベル選手の試合を解析「投げ技直前の姿勢を系統化」

研究者は、柔道のトップレベルの選手の試合映像を解析しました。
投げ技を成功させる直前の姿勢を系統化し、すべてのアスリートに対して効率的な練習法を提供する助けになると研究者は述べています。

This work may help in quantitative measurements of other biomechanical processes, as well as improving coaching methods.

参照元;https://www.tsukuba.ac.jp/en/research-news/20210901160000.html
– 筑波大学 University of Tsukuba. Sep 01, 2021 –

筑波大学大学院工学研究科・情報システム学専攻の研究者らは、柔道のトップレベルの試合映像を解析し、投げ技を成功させるための直前の姿勢を系統的に明らかにしました。

この研究は、他の生体力学的プロセスの定量的な測定や、コーチング方法の改善にも役立つと考えられます。

アスレチックトレーニングの多くは,テクニックを完成させるために反復練習を行います。

しかし,正しいフォームと不適切なフォームの違いを見極めるには,経験豊富なコーチやトレーナーの鋭い目が必要な場合があります。

そこで、トレーニングの成果を左右する体の動きを自動的に検出する方法があれば、初心者にもプロにも大きな助けになるはずです。

今回、筑波大学の研究者らは、柔道世界選手権などの実際の競技会の映像を用いて、相手を掴んだり投げたりする際の重要な要素を理解するためのコンピュータ手法を開発しました。

この手法を用いることで、投げを成功させるための直前の体勢の重要な要素を特定することができます。

著者の山極真一教授は話します。

「投げ技を開始する直前の姿勢の相関関係を見つけることができれば、選手が最も成功しやすい投げ技を習得するための新しいトレーニング方法を開発することができます。このプロセスには、測定段階と分析段階の2つの主要な段階がありました。」

「まず、研究チームは、柔道の投げ技を成功させた781人の映像を収集しました。そして、χ2統計検定を用いて、成功に相関する状況の側面を特定した。」

この論文の結果を説明するために、著者はToriとUkeという2人の柔道家を描いています。

このイラストでは、トリがウケの投げ技を実行しています。

山極真一教授は続きます。

「ウケがトリの肩や足からどれだけ離れているかが、正しい投げ技の鍵となることがわかりました。」

将来的には、この手法を用いたトレーニングシステムに、ビデオと連動したグラフィカルなインターフェースを追加することも考えられます。

これは、特に武道のセルフトレーニングシステムに有効です。

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