気分を調節する物質を生成するトリプトファンの分解パターンを発見

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気分調節物質を生成するトリプトファンの分解パターンを発見

テキサス大学ヒューストン医療科学センターの研究によると、トリプトファンを脳が分解するパターンを発見しました。

トリプトファンから生成されるセロトニンなどは気分を調節する機能を持っている事から、気分障害や統合失調症の治療におけるアプローチになる可能性をこの研究は秘めています。

A pattern in how the brain breaks down tryptophan, a common amino acid consumed through food, was discovered by researchers at The University of Texas Health Science Center at Houston (UTHealth). The finding, which could help physicians more accurately diagnose and treat several major mental health disorders, was recently published in Molecular Psychiatry.

参照元:http://uth.edu/news/story.htm?id=4f89e80f-7102-4e95-9595-638c8bf1de87&catinode=1236332
– テキサス大学ヒューストン医療科学センター University of Texas Health Science Center at Houston. December 15, 2020 –

テキサス大学ヒューストン医療科学センター(UTHealth)の研究者は、食品を通じて消費される一般的なアミノ酸であるトリプトファンを脳が分解するパターンを発見しました。

医師がいくつかの主要な精神障害をより正確に診断および治療するのに役立つ可能性のある発見は、最近、MolecularPsychiatryに発表されました。

精神医学および行動科学部門のルイA.フェイルレース医学博士のポスドク研究員であるブリサフェルナンデス医学博士は話します。

「トリプトファンは、セロトニンが産生される経路、またはキヌレニン経路のいずれかに代謝される可能性があります。研究によると、気分障害や統合失調症の人は、全体的にトリプトファンのレベルが低下しているだけでなく、彼らが持っているトリプトファンは、キヌレニン経路でより頻繁に分解され、トリプトファンから作られた化学物質であるセロトニンの生成からシフトしています。それは不安を調整し、気分を改善すると考えられています。」

研究者らは、健康な対照と比較して、大うつ病、統合失調症、または双極性障害の人々を対象に、キヌレニン経路で分解されるトリプトファンアミノ酸であるキヌレニン代謝物を評価する100を超えるピアレビュー研究の体系的なレビューを実施しました。

10,000人以上の研究参加者を含むこれらの研究の中で、彼らは各グループ間の代謝物濃度の違いを調べました。

フェルナンデス氏は話します。

「これらの障害は、同じ根本原因と病態生理学を意味するいくつかの生物学的経路を共有しているため、選択しました。これらの障害に共通するバイオマーカーを見つけようとしましたが、最も重要なのは、それらを区別するバイオマーカーです。精神医学で個別化医療を実施する-今日非常に普及している「万能」アプローチではない。」

トリプトファンが脳内で分解すると、キヌレニン経路を使用して、神経毒性と見なされるキノリン酸、または神経保護と見なされるキヌレン酸に変化する可能性があります。

研究者らは、トリプトファンが分解するときに発生するいくつかのパターンを特定しました。

これは、セロトニン産生からキヌレニン経路へのシフトがあり、キノリン酸による神経毒性の増加につながる可能性があることをまとめて示唆しています。

フェルナンデス氏は話します。

「これは、これらの障害を診断するための新しい検査を開発するのに役立ち、さらに重要なことに、より個人化される気分障害と統合失調症の人々のための新しい治療法を発見して選択するのに役立ちます。」

精神医学および行動科学の教授であり、研究の共著者であるジョアン・デ・ケベド医学博士は説明します。

「私たちの診断は100%臨床的であるため、精神医学で私たちが抱える主な課題は、ある診断を他の診断と区別するためのバイオマーカーを持つことです。これは、これらのバイオマーカーを特定するために必要なタイプの研究です。患者のこれらの所見を検証できるかどうかを確認してください。これは重要な研究であり、主要な精神疾患に関与するメカニズムの理解を深めるだけでなく、治療におけるより高いレベルの個別化につながることを願っています。」

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