「人生全体の幸福から見て結婚は必要か?」幸福の有り方

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「人生全体の幸福から見て結婚は必要か?」幸福の有り方

幸福の代名詞のように語られる事が多い『結婚』。では、生涯結婚しなかった人は、必ずしも不幸なのでしょうか?
シェイクスピアが言うように、「全く愛した事がないよりも、 愛したり失った方が良い」は本当なのでしょうか?
様々な価値観が世界中に蔓延しています。
幸福の形は文字通り人それぞれで、単に「結婚する」だけが、必ずしも人生において幸福というわけでは、ないかもしれません。

“We were surprised to find that lifelong singles and those who had varied relationship histories didn’t differ in how happy they were,” said Purol. “This suggests that those who have ‘loved and lost’ are just as happy towards the end of life than those who ‘never loved at all.’”

参照元:https://msutoday.msu.edu/news/2020/when-it-comes-to-happiness-whats-love-got-to-do-with-it/

概要:

  • ミシガン州立大学が、幸福に愛が必要かどうかを調査
  • 調査で、18 – 60歳までの7,532人の人間関係の歴史を分析
  • さらに、アンケートを取りデータを収集
    • 参加者の79%が、人生の大部分を一回の結婚に費やしてきた人
    • 8%が、ずっと独身の人
    • 13%が、結婚したり離婚したり、未亡人になった人
  • 幸福の尺度を定量化し、それぞれのグループの幸福の尺度を点数化
  • 5点満点が最高得点
  • アンケート結果を幸せだという尺度に換算した結果:
    • 79%の人生の大部分を一回の結婚に費やしてきた人が、4.0
    • 8%のずっと独り身で生きてきた人が、3.82
    • 13%の結婚したり離婚したり、未亡人になったりの人が、3.7
  • 著者のまとめ:
    • 幸福とはつまり、考え方
    • 結婚して家族を持って幸福を築きたいと望む場合、その個人が最初から幸せでなければ、結婚してもすべて劇的に変わることはない
    • 人生全体においての幸福は、必ずしも「結婚」が関連している事ではない

実験では、18 – 60歳までの7,532人の人間関係の歴史を調査しました。

さらに、様々なアンケートを取り、データを収集しました。

7,532名の内訳は、79%が、人生の大部分を一回の結婚に費やしてきた人。

8%が、ずっと独り身で生きてきた人。

13%が、結婚したり離婚したり、未亡人になったりの人です。

幸福の尺度を定量化し、それぞれのグループの幸福の尺度を点数化し、5点満点が最高得点、つまり幸せだという尺度に換算すると、79%の人生の大部分を一回の結婚に費やしてきた人が、4.0という得点。

8%のずっと独り身で生きてきた人が、3.82という得点。

13%の結婚したり離婚したり、未亡人になったりの人が、3.7という得点でした。

ミシガン大学のこの研究の著者チョピック氏は話します。

「幸福とはつまり、考え方である。結婚して家族を持って幸福を築きたいと望む場合は、その個人が最初から幸せでなければ、結婚してもすべて劇的に変わることはない」

人生全体においての幸福は、必ずしも「結婚」が関連している事ではないという事が、この実験から証明されました。

「結婚」とは一つのエッセンスであって、それ自体で、人生が幸福か不幸かを決定づけるものではないようです。

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