「視認できない暗黒物質を補足する」振子を使って技術

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「視認できない暗黒物質を補足する」振子を使って技術

夏の風物詩であるのは世界共通なのかもしれないお化けや幽霊の存在。
もし、お化けや幽霊が『暗黒物質』で構成されていたのなら、この実験で認知できてしまうかもしれない・・・。

A Billion Tiny Pendulums Could Detect the Universe’s Missing Mass

参照元:https://www.nist.gov/news-events/news/2020/10/billion-tiny-pendulums-could-detect-universes-missing-mass

概要:

  • 目に見える物質が宇宙全体を占める割合は、わずか5%。
  • 暗黒物質が宇宙を占める割合は27%
  • その他68%は、ダークエネルギー
  • 目に見えている、いわゆる可視物質は宇宙全体の5%
  • 暗黒物質は、目に見えないが質量もあり重力の影響も受ける
  • NISTが暗黒物質を認識する実験を提案
  • 実験は、サイズが10億ミリメートルの極小の振子を使用
    • その無数の振り子が天井からぶら下げられているような状態
    • 振子の群れを暗黒物質が通過すると、 重力により振子が引っ張られる
  • この方法では、暗黒物質が通った跡を確認可能
  • 暗黒物質が通ったあとである振子の揺れ幅で、暗黒物質のサイズと質量も計測できるかもしれない

目に見える物質が宇宙全体を占める割合は、わずか5%。

『暗黒物質』が宇宙を占める割合は27%です。

その他68%は、『ダークエネルギー』だと言われています。

目に見えている、いわゆる可視物質は宇宙全体の5%に過ぎません。

『暗黒物質』は、目に見えないですが質量もあり重力の影響も受けますので、 確かにそこ「在る」のかもしれませんが、認知できません。

しかし、 『暗黒物質』は重力の影響も受ける という性質を利用した実験がNISTで提案され、 この方法がうまくいけば『暗黒物質』を認識できるかもしれません。

その方法というのは、 サイズが10億ミリメートルの極小の振子を使用します。

無数の極小の振子が天井からぶら下げられているような状態なんですが、 例えていうと、 エノキをひっくり返したような状態を思い浮かべていただければ、 イメージに近いかと思います。 (上記参照元には動画もしっかりとあります。)

振子の群れを『暗黒物質』が通過すると、 重力により振子が引っ張られたわみます。

この方法では、 『暗黒物質』を、目視による確認はできませんが、 「通った跡」ならば確認できます。

また、 振子の揺れ幅により、 『暗黒物質』のサイズと質量の計測も期待されています。

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