子供の補助教育に影響を与えてしまう親の「政治への考え方」

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子供の補助教育に影響を与えてしまう親の「政治への考え方」

ライス大学とテキサス大学サンアントニオ校の研究チームは、8,500人以上のアメリカ人の親を対象に調査を行いました。
親が子供のための「適合性重視」「独立性重視」のいずれかの補助教育プログラムを好むかは、政治的イデオロギーによって異なる事などが判明しました。

The research team asked parents about their preferences for different programs framed as conformance- or independence-oriented. In five studies of more than 8,500 parents, conservative parents preferred education programs that were framed as conformance-oriented, while liberal parents preferred independence-oriented education programs. This differential preference emerged for different measures of parents’ political identity: their party affiliation, self-reported political leaning and whether they watch Fox or CNN/MSNBC for news.

参照元:http://news.rice.edu/2021/03/30/kumon-or-montessori-it-may-depend-on-your-politics-according-to-new-study-of-8500-parents/
– ライス大学 Rice University. MARCH 30, 2021 –

概要:

  • ライス大学とテキサス大学サンアントニオ校の研究
    • 8,500人以上のアメリカ人の親を対象に行った調査
    • 親が子供のために適合性重視の補助教育プログラムを好むか、独立性重視の補助教育プログラムを好むかは、政治的イデオロギーによって異なる
  • Tips:
    • 補足教育プログラムの種類
      • 家庭教師、テスト準備支援、教育用書籍・教材、オンライン教育支援サービスなどがある
    • 家庭教師サービスの世界市場は、2024年までに2,607億ドルに達すると予測されている
    • 米国の家庭教師市場は年間89億ドルを超えると報告されている
    • 労働統計局によると、家庭教師サービス業界には10万社以上の企業が存在する
  • Tips2:
    • 50年以上にわたり、教育心理学者は2つの教育的方向性を利用してきた
    • 適合性志向と独立性志向
      • 適合性志向は、より標準化された指導であり、講義を中心とした内容の伝達、知識と暗記、頻繁な宿題の提出、相対評価による標準化された試験、教室での出席規律と規則を重視
      • 独立志向では、ディスカッションベースのセミナーや学生主導のプレゼンテーション、事実よりもアイデアの重視、書籍ではなくマルチモーダルなインタラクションの使用、変化に富んだ非構造的な授業のルーティンなどが特徴
  • 調査:
    • 保護者に対して、「適合性重視」と「自立性重視」どちらのプログラムが好みかアンケート
    • 8,500人以上の保護者を対象とした5つの研究
  • 結果:
    • 保守的な保護者は適合性重視の教育プログラムを好んだ
    • リベラルな保護者は独立性重視の教育プログラムを好んだ
    • この嗜好の違いは、所属政党、自己申告の政治的傾向、FoxとCNN/MSNBCのどちらのニュースを見ているかなど、保護者の政治的アイデンティティを示すさまざまな尺度で現れた

ライス大学ジョーンズビジネススクールのマーケティング教授であるVikas Mittal氏は話します。

「保守的な親は、構造に対するニーズが高いため、適合性を重視したプログラムを好みます。多くの親は、自分の政治的アイデンティティが子どもの教育的選択に影響を与えることを知って驚いています。」

補足教育プログラムには、家庭教師、テスト準備支援、教育用書籍・教材、オンライン教育支援サービスなどがあります。

家庭教師サービスの世界市場は、2024年までに2,607億ドルに達すると予測されており、米国の家庭教師市場は年間89億ドルを超えると報告されています。

労働統計局によると、家庭教師サービス業界には10万社以上の企業が存在しています。

補完教育プログラムのブランドは、『Entrepreneur』誌の2020年ランキングで上位500社のフランチャイズに入っており、Kumon(12位)、Mathnasium(29位)、Huntington Learning Center(39位)などの人気プロバイダーが含まれています。

50年以上にわたり、教育心理学者は2つの教育的方向性–適合性志向と独立性志向–を利用してきました。

適合性志向は、より標準化された指導であり、講義を中心とした内容の伝達、知識と暗記、頻繁な宿題の提出、相対評価による標準化された試験、教室での出席規律と規則を重視します。

一方、独立志向では、ディスカッションベースのセミナーや学生主導のプレゼンテーション、事実よりもアイデアの重視、書籍ではなくマルチモーダルなインタラクションの使用、変化に富んだ非構造的な授業のルーティンなどが特徴です。

この2つのアプローチは、カリキュラムで扱うトピックや生徒に与えるべき具体的な資質の点では違いはありません。

研究チームは、保護者に対して、「適合性重視」と「自立性重視」という枠組みの中で、それぞれのプログラムに対する好みを尋ねました。

8,500人以上の保護者を対象とした5つの研究では、保守的な保護者は適合性重視の教育プログラムを好み、リベラルな保護者は独立性重視の教育プログラムを好むことがわかりました。。

この嗜好の違いは、所属政党、自己申告の政治的傾向、FoxとCNN/MSNBCのどちらのニュースを見ているかなど、保護者の政治的アイデンティティを示すさまざまな尺度で現れました。。

Mittal氏は話します。

「親の嗜好の背景にある動機を理解することで、教育プログラムの親への訴求力を大幅に高めることができます。パンデミック後の時代、子供の学力に悩む親にとって、家庭教師は大きな出費と投資になります。非公式の会話では、親たちは学校での教育を家庭教師で補おうとしています。にもかかわらず、保護者が補習を希望したり利用したりすることに影響を与える要因については、ほとんど研究されていません。」

Mittal氏は、今回の結果は最終的な生徒の成績を示すものではないと注意を促しています。

「この研究は、親の好みを語っているだけで、最終的な生徒の成績を調査したものではありません。」

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