COVID-19のパンデミックで、お酒の売上高が上昇

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COVID-19のパンデミックで、お酒の売上高が上昇

COVID-19のパンデミック下において、米国の酒類飲料の売り上げは上昇しました。
しかし、お酒を提供している飲食店の売上高は減少しました。

During the COVID-19 pandemic months of March 2020 to September 2020, U.S. alcohol retail store sales increased compared to usual trends while food services and drinking places sales decreased markedly during the same period,

参照元:https://www.publichealth.columbia.edu/public-health-now/news/study-shows-uptick-us-alcohol-beverage-sales-during-covid-19-pandemic
– コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院 Columbia University’s Mailman School of Public Health.

COVID-19のパンデミック時に米国の酒類飲料の売上が上昇したという研究結果が発表されました
最も変動が大きかったのは、2019年の第1四半期から2020年の第3四半期にかけて、酒店の売上高が75億円増加したこと

COVID-19のパンデミック期間である2020年3月から2020年9月の間、米国のアルコール小売店の売上高は通常の傾向と比較して増加しましたが、同期間中に飲食サービスや飲酒場所の売上高は顕著に減少したことが、コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院の新しい研究で明らかになりました。

この結果は、米国における家庭での飲酒が増加していることを示していると考えられます。

研究者らは、小売店や飲食店での売上高の推定値を提供する「Monthly Retail Trade Survey」から、1992年1月から2020年9月までのビール・ワイン・酒類販売店(BWLS)のアルコール小売店売上高データを使用しました。

COVID-19パンデミック期間中の米国におけるアルコール販売量の変化を、家庭での飲酒の指標としました。

月間売上高の変化を計算することで、1992年から2020年までの連続した年におけるBHLSの月間売上高の年差を示すことができたそうです。

コロンビア大学メールマン校疫学部のNIDA-INVEST博士研究員で筆頭著者のJoão Mauricio Castaldelli-Maia氏は話します。

「今回の結果は、この期間に家庭での飲酒が増加したことを立証するものであり、これがアルコール消費量の増加やアルコール関連の健康被害につながる可能性があります。」

パンデミックの初期にはアルコールの小売販売が大幅に増加し、2020年の第3四半期にはプラトーに達しました。

2020年3月から2020年9月までの酒屋の売上高は419億ドルで、2019年の同時期および前回の7カ月間(つまり2019年8月から2020年2月)と比較して、それぞれ20%、18%の増加となりました。

同様に、パンデミックの重要な月である2020年3月から9月にかけて、飲食店の売上高は27%減少しました。

1992年から2020年までの連続した年の第1~3四半期におけるBWLSの売上高を比較すると、最も変動が大きかったのは、2019年から2020年の第1~3四半期の間にこれらの売上高が75億ドル増加したことでした。

飲食店小売(FSDP)の売上高は、2020年2月から2020年4月にかけて50%以上減少しました。

この後、これらの事業所の売上高は増加しましたが、COVID-19以前の水準には達していません。

2020年9月、FSDPの売上高はCOVID-19以前の水準を約15%下回っていますが、ビール、ワイン、酒店の売上高は17%増加し、COVID-19のパンデミック中もこの水準で推移しています。

過剰な家飲みは、隔離の必要性に関連したストレスや不確実な将来への不安に対処するための機能不全の手段である可能性があるそうです。

また、家庭内での飲酒が家庭内暴力と関連していることも重要な問題です。

Castaldelli-Maia氏は話します。

「パンデミック時に家庭での飲酒が増えると、社会的孤立が家庭内暴力に与える影響を悪化させる可能性があります。例えば、米国の警察署のデータによると、COVID-19による自宅待機命令が出されている間、アラバマ州やテキサス州、オレゴン州やニューヨーク州など、国内のさまざまな場所で家庭内暴力に関する通報が10~27%増加していますが、自宅での飲酒がこのような結果に関与しているかどうかは不明です。」

コロンビア・メールマンスクールの疫学准教授で、上席著者のシルビア・マーティンス医学博士は話します。

「COVID-19パンデミック時のアルコール使用行動については、まだ理解すべきことがたくさんありますが、パンデミック時に家庭での飲酒量が増えることに伴うリスクについて、国民に警告するために、より積極的な努力をすることが重要だと考えています。第一線の労働者などSARS-CoV-2に感染するリスクが高い人や、隔離期間が長い一人暮らしの人のアルコール使用行動を調査することも重要です。」

共著者はコロンビア・メールマン公衆衛生大学院のLuis Segura氏です。

本研究は、米国国立衛生研究所の国立薬物乱用研究所(NIDA)から、NIDA INVEST薬物乱用研究フェローシップの支援を受けています。

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