低音の声は「より支配的で外向的で気軽なセックスに関心が高い人」と関連

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低音の声は「より支配的で外向的で気軽なセックスに関心が高い人」と関連

人は少なくとも声で性格の一部を表現しています。低音の声は、より支配的で、外向的で、ソシオセクシュアリティ(気軽なセックスに関心がある)が高い人と関連していることなどがわかりました。

people seem to express at least some aspects of their personality with their voice.

参照元:https://www.uni-goettingen.de/en/3240.html?id=6259
– ゲッティンゲン大学 University of Göttingen. 11.05.2021 –

誰もが人の声に魅了されたことがあるでしょう。

しかし、私たちは自分の耳を信じることができるでしょうか?

声は、私たちの性格について本当に何を示してくれるのでしょうか?

今回、ゲッティンゲン大学を中心とする国際研究チームは、人は少なくとも声で性格の一部を表現しているらしいことを明らかにしました。

研究チームは、低音の声は、より支配的で、外向的で、ソシオセクシュアリティ(気軽なセックスに関心がある)が高い人と関連していることを発見しました。

この結果は、男性だけでなく女性にも当てはまりました。

この研究結果は、Journal of Research in Personalityに掲載されました。

研究者たちは、2,000人以上の参加者のデータを分析し、4つの異なる国からの情報も含めました。

参加者は、性格を測定するために自分自身についてのアンケートに答え、コンピュータプログラムを使ってピッチを測定するために声の録音を提供しました。

声の高さや深さなどの主観的な評価ではなく、デジタルによる客観的な声の高さの測定が行われたのは、この種の研究では初めてのことです。

研究者たちは、性的行動、態度、欲求に関する回答を収集することで、「社会的性別」を測定しました。

また、優越感や、神経質、外向性、経験への開放性、同意性、良心性などの性格的特徴を評価するためのデータも収集しました。

今回の研究では、これまでに行われた同様の研究の中で最も多くの被験者が参加しており、研究結果の確かさを裏付けています。

研究者らは、声の高さが低い人ほど、支配的で外向的であり、社会的性別が高いことを発見しました(例:恋愛以外のセックスに興味がある)。

しかし、声の高さと他の性格特性(同意性、神経質性、良心性、開放性など)との関係は、あまりはっきりしていないようです。

これらの特性が声の高さに表れていない可能性もあります。

今回の調査では、男女間の違いは見られませんでした。

ゲッティンゲン大学バイオロジカル・パーソナリティ心理学グループのJulia Stern博士は話します。

「人の声は、私たちに大きな印象を即座に与えます。例えば、電話などで視覚的な手がかりなしに人の声を聞いただけでも、それが男性なのか女性なのか、子供なのかお年寄りなのかがすぐにわかります。その人が興味を持っているのか、親しみを持っているのか、悲しんでいるのか、緊張しているのか、魅力的な声をしているのか、などがわかります。また、信頼関係や優位性についても推測するようになります。」

そこでStern博士は、これらの仮定が正当なものかどうか疑問を持ちました。

Stern博士は続けます。

「まずは、声が本当に人の性格と関係しているのかを調べることから始めました。そして私たちの結果は、人は自分の性格のある側面を声で表現しているようだということを示唆しています。」

この研究は、非常に早い段階で他の研究者による査読の恩恵を受け、結果とは無関係に出版が認められたことを意味する「登録報告書」として実施されました。

これは、科学の透明性と信頼性を高めるために開発された、新しい品質指標の一つです。

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