「アメリカで年間約50万人死亡」幼少期の逆境経験が及ぼす影響

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「アメリカで年間約50万人死亡」幼少期の逆境経験が及ぼす影響

幼少期の逆境は早期死亡につながるようです。
その数は米国で年間約43万9,072人の死亡に関与しており、年間の死亡者総数の約15%に当たります。

The findings of a new study suggest that childhood adversity is a major contributor to early and preventable causes of mortality and a powerful determinant of long term physical and mental health.

参照元:https://www.publichealth.columbia.edu/public-health-now/news/exposure-childhood-adversity-linked-early-mortality-nearly-half-million-annual-us-deaths
– コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院 Columbia University’s Mailman School of Public Health. 12:12pm Thu Sep 30 –

このたび、コロンビア大学メールマンスクールの研究者らは、小児期の逆境は、早期死亡や予防可能な死亡原因の主要な要因であり、長期的な身体的・精神的健康の強力な決定要因であることを示唆する研究結果を発表しました。

コロンビア大学Mailman School of Public Healthとハーバード大学の研究者らは、小児期の逆境が、心臓病やがんを含む慢性疾患のリスク上昇と関連していることを発見しました。

これまで、小児期の逆境が、予防可能な不健康や死亡の要因として、どの程度死亡率に寄与しているかは不明でした。

本研究成果は、JAMA Pediatrics誌に掲載されました。

コロンビア大学メールマンスクールの疫学准教授で、本研究の上席著者であるKatherine M. Keyes博士は話します。

「小児期の逆境は、心身の健康を決定する強力な要因であることが一貫して確認されています。私たちの研究は、健康上の負担や予防可能な死亡率の範囲を推定するための新しい証拠の統合です。今回の研究は、健康負荷と予防可能な死亡率の範囲を推定するための新しい証拠の統合です。ライフコースの視点を取り入れることで、小児期の逆境が米国の罹患率と死亡率に密接に関連しており、予防可能な死亡率の決定要因であることを示しています。」

データベース「PsycINFO」と「MEDLINE」を用いて、研究者らは2019年11月中旬までの出版物に掲載されたメタアナリシスをレビューし、小児期の逆境と罹患アウトカムとの関連を調査しました。

小児期の逆境の有病率は、子どもとその養育者を対象とした人口代表調査である「National Comorbidity Survey Adolescent Supplement」から抽出しました。

20人、654人、832人が参加した19件のメタアナリシスをレビューしました。

子ども時代の逆境は,心臓病,がん,自殺などの主要な死因との関連を通じて,米国で年間約43万9,072人の死亡に関与しており,2019年の米国の総死亡者数285万4,838人の15%に相当しました。

さらに、CAは、性感染症2,200万件以上、違法薬物使用2,100万件、炎症亢進1,900万件、喫煙と運動不足それぞれ1,000万件以上など、何百万件もの不健康な行動や疾患マーカーと関連していました。

また、18歳以前に1つ以上の逆境にさらされていたことが考慮され、虐待、ネグレクト、家族の暴力、経済的な逆境も含まれていました。

CAに起因するものとしては、自殺未遂と性感染症の割合が最も高く、それぞれ38%と33%を占めていました。

Keyes研究員は話します。

「今回の結果を受けて、小児のプライマリケアにおいて、早期の逆境をスクリーニングすることで、健康を害するリスクのある子どもたちを特定し、早期に介入する方法を模索することが急務です。早期死亡の予防可能な要因としてCAを考慮することで、逆境の予防に行動や資金をシフトさせることができるかもしれません。」

「今回の研究は、健康の社会的決定要因を予防可能な死因として考慮することが重要であることを示す文献が増えてきたことに加えて 死因についての考え方を見直すことで、集団の健康に取り組むために利用できる資源をより効果的に配分できるかもしれません。」

「小児期の逆境を予防し、これらの経験を疾病リスクの上昇に結びつける経路に介入することは、公衆衛生上の重要な優先事項と考えるべきである。」

共同執筆者は以下の通りです。

Lucinda Rachel Grummitt氏、Noah Kreski氏、Stephanie Gyuri Kim氏、Jonathan Platt氏(コロンビア大学Mailman公衆衛生大学院)、Katie McLaughlin氏(ハーバード大学)。

本研究は、米国国立精神保健研究所(助成金:R01-MH103291、R01-MH106482、R37-MH119194)の支援を受けて実施されました。

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