「幼児の学習意欲と好奇心を高める」適度な情報量の提供

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「幼児の学習意欲と好奇心を高める」適度な情報量の提供

就学前の子供に「もっと知りたい」という好奇心を持たせるためには、程よく情報を与えるのが効果的なようです。

“But what we found here is quite surprising: it was children in the middle who showed the most interest in learning more about contagion, compared to children who knew too little or too much.”

参照元:https://www.rutgers.edu/news/just-enough-information-will-motivate-young-children-learn-drive-curiosity
– ラトガース大学 Rutgers University. June 29, 2021 –

ラトガース大学ニューブランズウィック校の研究によると、就学前の子どもたちは、自分がどれだけ知っているかと、どれだけ学ぶべきことがあるかのギャップに敏感であることがわかりました。

Psychological Science誌に掲載されたこの研究によると、就学前の子どもたちは、何かについて興味を持てる程度に知っていても、退屈になるほど知りすぎていなければ、より多くの情報を集めることを選択する可能性が高いそうです。

研究者によると、この “最適 “な量の既存の知識は、子どもたちの中に不確実性と好奇心の絶妙なバランスを生み出し、もっと知りたいというモチベーションを高めるそうです。

ラトガース大学の認知心理学助教授であるジェニー・ワン氏は話します。

「現実の世界には無限の情報が存在します。しかし、幼い子どもたちは、短い時間で多くのことを学ばなければならないにもかかわらず、楽しそうに、そして効果的に学んでいるように見えます。私たちは、子どもたちの好奇心の原動力が何であるかを知りたいと思いました。」

本研究では、子どもたちの知識レベルが、どのような情報に興味を持つかにどのように影響するかに着目しました。

その結果、子どもたちは単に目新しさだけで情報に惹かれるわけではないことがわかりました。

ワン氏は、子どもたちはもともと好奇心旺盛ですが、この自然な好奇心をどのように活用するかが難しい問題だと言います。

ワン氏は話します。

「最終的には、親や教育者が、子どもたちが世界について積極的に探求し、学ぶことをよりよくサポートするために、このような研究結果が役立つでしょう。」

ワン氏と共著者らは、一連の実験において、3歳から5歳の未就学児がさまざまな「知識領域」についてどれだけ知っているかを測定するために、対面式とオンライン式のストーリーブックをデザインしました。

また、実験では、伝染などの特定のトピックを理解・把握する能力を評価し、くしゃみをしている友達と遊んだ後に誰かが病気になるかどうかなど、子どもたちの現在の知識レベルが、それについてもっと知りたいという興味をどのように予測するかを尋ねました。

ワン氏は話します。

「直感的には、好奇心は、科学者のように最も多くのことを知っている人と、赤ちゃんのように最も少ないことを知っている人の間に存在するように思えます。しかし、今回発見されたことは、非常に意外なことでした。伝染病についてもっと知りたいと最も興味を示したのは、知っていることが少なすぎる子供や多すぎる子供に比べて、中間の子供だったのです。」

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